UIEngine

先日、UIEngine という新しい技術を用いたアプリケーションを作成する為の、
UIEngine SDK が公開されました。
SDK がわからない人の為に説明すると、UIEngine を使ったアプリを作るキットです。
サイトは英語ですが、ソフトはインストールすると、日本語で表示されます。(日本語PCならば)
UIEngine は、UIEvolution Inc.の製品で、
どういうことが出来るかというと、
Ajax のように非同期に通信する仕組みで、
主に組み込み機器(携帯とか家電とか)での活躍が見込まれているらしい。


組み込み機器では、
製品の開発時からその画面で表示されるインターフェースも考えねばならぬようで、
これが結構大変らしい。
その辺の事情は私は組み込み機器は専門外なのでよくわからないのですが、
ソフトのバージョンアップとかも考えておかないといけなかったりするんでしょうし、
それによって機器のコストも大きく変わることもあるのでしょう。
そんな時、UIEngine を使うと、
機器本体のほうには、サーバにあるアプリ本体を取ってくるような部分のみ作っておき、
後は通信で毎回最新のアプリを表示することが出来る(ようです)。
ということは、機器のほうでは UIEngine が動き、なおかつ取ってきたものが動くくらいの
メモリがあれば良いということになるのではないでしょうか。
とえらそうなことを書きましたが、
UIEngine アプリを作る為の言語 UJML を、私はまだほとんど使えていないので、
あまり知ったふうなことが言えません。
ドキュメントもありますが、英語です。
日本語ドキュメントもありますが、まだ全てはそろっていません。
アプリケーション作成時にオプションを選択することで、
携帯用、SDK 用、Java Applet 用のアプリに一度で作成することも出来ます。
Java Applet はブラウザで動作するので、PCでも同じアプリを動かすことが出来ます。
ま、徐々にサンプルなり公開したいとは思いますが、
今回は紹介だけで終わります。

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